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外国為替証拠金取引(FXトレード)の歴史は1998年の外為法改正に始まる

FX(外国為替証拠金取引)が始まり10年以上が経過しています。その歴史的経緯をご紹介。

歴史の始まり:日本初のFX登場

1998年10月に、外国為替証拠金取引をダイワフューチャーズ(現ひまわり証券)が開始したのが、日本のFXの始まりです。1998年に外為法が改正されたため、それまで金融機関(外国為替公認銀行)に限られていた為替取引が完全に自由化されたことがきっかけです。当時の商品先物業界は、従来の先物取引から脱したいという強い思い・不景気による人材採用の行いやすさが合わさって、新規ビジネスを起こしやすい環境。

⇒以前は外国為替取引は銀行のみに許可された業務で、一般の企業は扱えませんでした!

スタート時は、オンライントレードはなく、電話取引専門でスプレッドも約10銭程度と広い上に、最低取引単位が10万ドルと商品設計的には現在と比較するとかなり劣るもの。

それでも外貨預金・外貨MMFに比べると圧倒的な低コストだったことから、新しい商品に敏感な個人投資家・為替に対して高い関心を持つ外国人の方を中心に人気を集め商品先物取引会社を中心にFXビジネスを開始する会社が増え始めました。

内外資本取引等の自由化、外国為替業務の完全自由化への移行に伴う外為法の一部改正(題名から「管理」を削除し、外国為替及び外国貿易法となる)外為法の目的と変遷

出典:財務省

FXの起源はどこの国

シンガポール・香港・米国・欧州等で銀行が大口投資家やファンドを顧客として10万~100万ドル単位の為替取引を行っていたものが、小口化・一般化していった金融商品です。

1998年~2000年:FX会社の増加とオンライン化の流れ

商品性(低コスト・24時間取引)が顧客に理解され、徐々に人気を高めていき玉石混交で様々な会社が登場しては消えていく時代がしばらく続いていました。中国系の「輝」という会社でFXのノウハウを積んだ後に独立開業するが多数いました。

当時は、プライスの出し方も会社によってまちまちで現在では当たり前の2WAYプライス(売りと買いの価格を同時に出すこと)を出さない会社もあった程です。

もちろん、顧客とのトラブル(価格の出し方・儲けた・損した・会社が倒産した)などもありました。

同時に、松井証券・今川三澤屋証券・Eトレード・マネックス証券などがインターネットによるオンライントレードサービスを開始拡充し、証券取引業界に本格的なオンライントレードの波が到来していたのです。

FX業界においても国内および海外の取引システムを利用したオンライントレードが次々にサービスとしてリリースされ人気の兆しを見せ始めました。

2000年7月:オンライントレード「e-kawase」リリース

FXが一般の個人投資家向けにヒットする第一のきっかけになった出来事が、「e-kawase」のリリース。 それまでのFXは車に例えるとスーパーカーやスポーツカーのイメージが強く、好きな人・関心の強い人向けの商品だったといえるでしょう。

この「e-kawase」はイメージキャラクターに鳥のカワセミ(為替とカワセミ)を可愛らしくアレンジし、交通広告などで大きくプロモーション活動を展開しました。

商品設計的にも1万ドル単位からの取引、シンプルで使いやすい取引システムで高い評価を集め、ここからFXのオンライントレードブームが始まったのです。

2000年~2004年:大手FX会社の登場と法律問題

現在の大手会社の多くはこの頃にサービスを開始しています。

外為どっとコム、トレイダーズ証券、FXCMジャパン、セントラル短資FX等が、ブロードバンドの普及に伴うオンライントレードの利便性向上にマッチする形で顧客数・取引高を大きく伸ばしました。FXの人気が高まっていくにつれ、営業方法への苦情や悪徳会社の横行などの問題も増えそれまで特に規制のなかったFXに対して何らかの法的規制が必要であるとの意見が出てきます。

2005年7月:改正金融先物取引法施行

2004年12月8日公布、2005年7月1日に施行された法律が改正金融先物取引法です。

【改正金融先物取引法のポイント】

金融先物取引業者として登録が必要 ・金融先物取引業者の禁止行為の規定 ・適切な自己資本規制比率の維持 ・外務員登録 ・広告規制 当法律施行以前は、誰でもFX会社を始めることができ業務運営についても監視体制が無い状態でした。

第161回国会における金融庁関連法律案

2005年7月:取引所取引「くりっく365」の開始

FXは顧客と会社が相対で売買取引を行う相対取引が基本でしたが、東京金融先物取引所が取引所での外国為替証拠金取引「くりっく365」のサービスを開始したのも法規制が施行された時期でした。 後編へ続きます。

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